連携センター

連携センターとは

当院では、地域に開かれた病院をめざし、開業医の先生や地域の医療機関との連携を図るため、平成14年12月に地域医療連携室を開設しました。平成16年1月には、当院を効率的かつ円滑に利用していただけるように、佐賀県南部医療圏では最初となる開放型病床(5床)を開設しました。「かかりつけ医」である地域の先生方とともに治療することにより、継続的かつ合理的な医療が提供できます。

また、オープンシステムによりCTやMRIなどの検査機器(病院施設)は共同利用が可能となっています。
患者さまが医療機関にとらわれることなく、住み慣れた地域の中で安心して継続した医療を受けることができるよう努力しています。

平成17年10月からは、連携センターへと名称変更し、更なる地域医療連携の推進、充実を目指します。

連携センタースタッフの写真


連携部門

おもに以下のような業務を行っています。

地域の医療機関からの紹介患者様に関する窓口(受付)業務
放射線科、内視鏡、超音波等各検査予約、各診療科専門外来予約、入院依頼への対応(救急等含む)、その他紹介患者様に関するお問合わせなど。

紹介患者様に関する情報管理
当センターでは、患者の皆さまに連携機関の適切で詳細な情報を提供するために連携医療機関様の情報のデータベース化を進めています。

登録医の先生方や地域の医療機関への情報発信、訪問活動
登録医の先生方や地域の医療機関とより密接な連携を取れるような情報発信を行います。

開放型病院(床)に関する業務
開放型病床(5床)を、地域のすべての医師に開放し、診察や検査に利用して頂いています。
患者側のメリットとして、入院が必要な場合、開放型病床に入院し、普段、診察してもらっているかかりつけ医の先生と、病院の医師とで共同し、診察してもらえるという点にあります。
入院から退院まで一貫した診療ができるため、無駄な検査が減り、経済的なメリットもあります。

従来の医療ソーシャルワーカーによる医療福祉相談に加え、専属のリエゾンナース(退院支援看護師)を配置し、1人の患者さまに対して、入院前(時)から入院中、退院後まで一貫した関与によるスムーズな在宅復帰、退院支援を行っています。


医療福祉相談部門

医療相談
医療ソーシャルワーカー3名で、入退院に関する相談や医療費・生活費・年金など経済的な相談、介護保険その他福祉サービスや制度に関する相談などを行っています。
患者さまやご家族の立場や意向に沿った相談援助、支援を心がけており、無理のない退院や在宅復帰のお手伝いをさせていただいています。

医療ソーシャルワーカーによる相談風景


ご利用方法

  • 1階の総合受付にてお申し付け下さい。
  • 対応時間は月曜~金曜 8時30分~17時、土曜日 8時30分~13時です。


お問合わせ

TEL 0954-63-3275(代表)
ご相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。

※患者さま・ご家族がご相談される場合は、医師・看護師をとおしてご相談いただいても、患者さま・ご家族さまから直接ご連絡いただいても構いませんので、ご気軽にご相談ください。

※面談は、1階総合受付横の相談室で行います。状態によっては病棟・外来に伺います。